TraP(トラップ)
旅するプラスチックのアクセサリー
episode
海を漂い、海岸に打ち上げられ、
悪影響を及ぼす海洋プラスチック。
けれど元は、
人の手によって石油から作られた、資源だった。
『僕たちも、こんなはずじゃなかった。』
人の役に立つために作られたはずなのに、
色んな旅を繰り返して、
望まれない姿になってしまった、プラスチック達。
それをまた、人の手で、
生まれ変わらせることができたなら。
地球に優しく、みんなに嬉しいアクセサリーを作りたい。
そんな思いで生まれたのが、
TraP(トラップ)
旅するプラスチックアクセサリー です。
Material -素材-
TraP で最も重要で核となる素材。
それは、海洋プラスチック・廃プラスチックです。
海洋プラスチックとは、
私達の普段の生活や経済活動から、
何らかの理由で海に流れ着いたり、
直接海や川に捨てられたりしたものが、
最終的に海洋を漂う・もしくは海岸に漂着する
プラスチックゴミの事を指します。
海洋プラスチックは、昨今大きな社会問題となっており、
海に流出するプラスチックゴミの量は、
世界中で年間800万トンという試算があります。
これは、ジャンボジェット機 5万機分
スカイツリー 222基分 に相当する量。
そして、このままのペースで行くと、2050年には
プラスチックゴミの量が魚を超すと言われています。
廃プラスチックとは、
ゴミとして廃棄されるプラスチックの事。
海洋プラスチック・廃プラスチック どちらも、
元は人の手で石油から作られた、資源でした。
TraP では、このプラスチックたちを採取し、
ブラシ等できれいに洗浄後、薬剤につけて滅菌し、
お日様の下で干してから、
熱処理等で加工して使用しています。
Wish-願い-
TraPの願いは、ただ一つ。
子供に、子供の大切な人達に、
より良い環境を残してやりたい。
昨今の異常気象
自然やウイルスの猛威
過去の人間がしてきた事へのしっぺ返しが
子供や孫の代に巡ってくる事に
一抹の不安を感じずにはいられない。
「自分が今、環境問題に対して
出来ることって、何だろう。」
色々考えてみたけれど、
アクセサリー作家の自分が出来ることは、
アクセサリーを作って販売すること
それに尽きると気づきました。
TraPで使用するプラスチックたちは
ゴミの量から考えると、ほんのわずか。
もちろん、環境を改善する力はない。
だけど、
「こんなアクセサリーがあるんだ」って
知ってもらえるだけで、
TraPの存在自体が問題提起となり、
個々の意識に訴えることができるのではないか。
個々の意識が変わることで、
それが大きなうねりとなり、
環境が少しでも良くなっていく事を
TraP は願っています。
concept-コンセプト-
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エコなことは大前提。
なおかつ、
お洋服に合わせやすく、
可愛く、
扱いやすく。 |
同じ素材が自分の意思で
手に入らないから
世界に一つの、一点もの。
そこにアートを
投入していく。 |
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TraP のコンセプトは、
「地球に優しく、みんなに嬉しいアクセサリー」。
エコでサスティナブルなことは大前提。だけど、
エコなだけじゃ、着けたくならない。
使い勝手が良くて、可愛くなくちゃ、
実際に身に着けてもらえないし、注目もされない。
だから、
仕上がりやお洋服との相性には
とことんこだわりました。
アクセサリー制作歴 約20年。
ハンドメイドアクセサリーの講師としても
幅広いジャンルを手掛けてきたアクセサリーのプロが
デザインの監修・制作を行っています。
出来上がったアクセサリー達は、
「これが海洋プラスチックゴミでできている」なんて、
言われないとわからないほどの
アップサイクル商品に進化。
旅路の果てに、美しく生まれ変わったプラスチック達を
是非身に着けてお楽しみください。
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@trap_plastic_accessory |